無利息ローンやサラ金の名義貸しはこんなに恐ろしい

消費者金融に関連した簡単なアルバイトと言われ、うっかり応じてしまったばかりに地獄に陥る若者たちが増えています。どういうことでしょうか。これは借金の名義貸しに巻き込まれてしまった愚かな人たちのことです。

借金の名義貸しとはなんでしょうか。そのままなのですが、実質は他の人がローンを利用するのに、名義上は自分が契約者になる、ということです。なんでこんなことをする必要があるのでしょうか。そうです、名義人を利用する人は自分ではローンができないからです。つまり、この人はほとんどの場合多重債務者のわけです。

この多重債務者がどこからも借りられないということを知った仲介業者(まともな人たちではないことはお分かりいただけると思います)は、手数料を要求し、自分がその問題を解決してやると持ちかけます。そして、彼らは街頭でアルバイトの学生を募るような勢いで、話を持ちかけます。「名前だけ貸してくれればいいんだ、きついこと、面倒くさいことはなんもないよ、すぐに終わってすぐに10万円もらえちゃうんだ。」、言葉巧みに話しかけれらた、何も知らない学生たちはまんまと騙され、しかもアルバイト代をもらえてハッピーになっているのも束の間、自分のしたことがどれほど愚かで恐ろしいことかを知ることになるんです。

なぜなら、どこかのだれかが自分のカードを使い放題使っている、でも、その融資の返済をするのは自分だからです。貸金業者としては誰が実際に使っているなんて知ったこっちゃありません。申し込みの際に使われた名義人こそが彼らにとっての契約者だからです。

この名義貸しに限らず、世の中にはうまい話がない、ということだけ分かっていれば、こんなあまりに稚拙は騙しには引っかからないでしょう。

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