無利息ローンは早めの返済をしなくてはいけない訳

無利息ローンは、ある限られた期間のみ無利息で借り入れができるわけですから、一番理想的なのは、7日間なり、30日間なり、その無利息期間中に返済することが理想です。しかし、繰り返し利用していると徐々に借金に対する感覚が麻痺し始めて、「無利息期間中に返済できなくても、もともとは利息がかかったのだから、少しくらい過ぎてしまっても構わない」と考えてしまうのが、人間の常です。もし早めの返済を怠り、返済日を過ぎてしまったら、今度は無利息どころか、遅延損害金が加算されてしまいます。例えば、無利息ローンの代表格である新生銀行のノーローンですと、利率は18パーセントですが、遅延損害金は20パーセントに設定されています。本来、早めに返済すればなにも手数料を払わずに済んだところが、返済を先延ばしにした結果、払わなくても良いコストを払わなければならなくなる、というわけです。

加えて、早めの返済が必要な理由として、特に新生銀行のノーローンの返済方法が挙げられます。多くのカードローンが採用している方法と同じくリボルビング払いです。この返済方式は支払い残高に基づいて月々一定額の返済を続ける方法で、一見すると月々の支払い額が明確でわかりやすいように思うのですが、実際はなかなか元本が減らず、ずっと利子を払わなければならない仕組みになっています。ノーローンにおいては分割払いや一括払いも選ぶことができますから、できるならそうした返済方法を選択し、早めの返済を済ませ、元本をできるだけ減らしておくことが必要です。

以上、無利息ローンといえども、基本はお金を借りたら早めに返す、ということです。

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