ノーローンによるキャッシングと住宅ローンってどんな違いがあるの？

ノーローンによるキャッシングと住宅ローン、どんな違いがあるのでしょうか。

まずすぐに思いつくのは目的型かそうでないかという点でしょう。１週間の無利息期間をもつノーローンは限度枠内であれば、自由に借入と返済を繰り返し、その借り入れたお金は自由に使うことができます。それに対して住宅ローンはいわば目的型ローンの典型。借り入れる額も非常に高額になるので、一般に返済は長期にわたりますが、その借り入れ用途は住宅購入のためのみです。

さて、この目的をあらかじめ定めて融資をうけるかどうか、ということが他の様々な違いにも派生してきます。例えば、目的が前もって決まっていれば、無駄遣いをすることはありませんから、貸す方としても安心です。であれば、長くお付き合いいただいた方が良い、ということで、双方の利害関係が一致します。つまり低金利で、しかし、借入期間は長期で、ということです。これに対して、ノーローンによるキャッシングは使い道が自由なことから、貸す方は本当返してくれるのかやや不安です。それでその不安に対処するために金利を高めに設定せざるを得なくなるのです。ノーローンの金利は年率１８パーセントに設置されています。

もう一点異なる点があります。それは住宅ローンは通常担保を必要しています。不動産に抵当権を設定することもあれば、保証人をつけるように求められることもあります。しかし、これに対してノーローンは他の消費者金融と同じく無担保です。

こうした違いをよく理解して、それぞれのシーンで自分のニーズに応じたものを賢く選択するようにしましょう。