いまでもノーローンで大車輪ができるのか?

皆さんはお金を借りる際のテクニックのひとつ「大車輪」という方法を聞いたことがお有りでしょうか?わたしは最初このネーミングを聞いたとき、打ち上げ花火かなんかの名前かと思いましたが、多くの人が新生銀行のノーローンを利用してこの大車輪をしていたとのことです。

して「いた」と書いたのは、貸す側もバカではないので、多くの人がこの大車輪をしているということを知り、対策をとったのですね。では、まずこの大車輪、そもそもどんなテクニックなのかをご紹介してみたいと思います。

まずA社からお金を借ります。50万円借りるとしましょう。通常、消費者金融から借りれば年率18パーセントの金利がかかります。そのまま放置すれば金利が膨らみ、皆さんは損をし、消費者金融は得をします。さて、どこの悪知恵が働く人がわかりませんが、考えました。「待てよ、この50万円をノーローンから借りて返済すれば金利が圧縮できるんじゃないか?」。そうです、ノーローンは1週間のうちにきちんと返済すればまったく利息がかかりません。それで、A社から50万円を借りたその日にノーローンから返済します。そうすると、1週間の間は利息なくその50万円を利用できます。しかし、今度はノーローンに返済しなければならなくなります。その時にはまたA社から借り入れをして返済する、そんなことを繰り返すと、1日分の利息で1週間お金を借りることができるというわけです。

しかし、冒頭にも書いたようにいまこの方法は利用できなくなってしまいました。無利息ローンを利用したら、今度はその翌月でないと次回は借り入れられなくなってしまったのです。当たり前といえば当たり前ですね。こんなことに利用されていたらノーローンも商売上がったりですから。

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